【プレミアムシート】
すべてを受け入れていく。たとえそれがつらい事実だとしても…。
「こうあってほしいと自分の思いを強くぶつけるより、相手の状態すべてを受け入れることの方が大事なのだと思う」。穏やかだが、ハッキリとした口調で話し、こう続けた。「父が他界した後でそう思った。私がすべてを受け入れていたら、もっと違う言葉がかけられたかもしれない。この作品の2人の関係性と通じる部分がある気がしました」
その作品とは主演の新作映画「セカンドバージン」。昨年、テレビで放送され、評判を呼んだドラマの劇場版。17歳年下の妻帯者と恋に落ちる雑誌社専務、中村るいを演じた。
「同世代の女性が共感できるリアリティーを意識した」という。
強さも弱さも併せ持つキャリアウーマン。昔見た仏映画の女優の表情を思い出し、演技のヒントを得たという。「そこから役柄のイメージが広がりました」
衣装でも積極的にアイデアを出した。「海外で日焼けしたくないからシャツは必ず羽織るだろうとか」。もっとも自身はさほど日焼け予防に固執しなくなったというが…。
「着心地が良くないなら着るのをやめたり。現場でも昔は責任感でガチガチでしたが、リラックスしてやった方が周りも楽しんでくれると分かった。こだわりから、解放されるっていいですね」
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「空き家で声嗄らす」という慣用句があります。
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